ほうれい線があると5.2歳老けて見える
年齢とともに目立ってくるほうれい線…。
20代から60代の女性にアンケートしたところ、「ほうれい線が気になる」と答えた人は全体の75%にのぼります。多くの女性がほうれい線に悩まされているのです。
ほうれい線は年齢による全体のたるみの象徴ですが、ほうれい線ができる理由や対処法を知ることで改善できます。
「ほうれい線のある顔は、ほうれい線のない顔と比べて、見た目年齢がいくつ上に見えると思いますか?」という問いに対して、平均して5.2歳上に見えるという調査結果となっています。ほうれい線対策を実践して、5歳若返りを目指しましょう。
ほうれい線はなぜできる?
ほうれい線は顔の印象に大きく影響しますが、「ほうれい線に対して特別なケアをしていますか?」という質問に対しては、約70%の人が「していない」と答えます。
ケアをしない理由として、半数以上が「どんなケアが効果的かわからない。」という結果です。まずは、ほうれい線ができる理由から解説していきます。
・表情筋の衰え
ほうれい線ができる最大の原因は、表情筋の衰えです。筋肉は常に重力の影響を受けているため、年齢を重ねるとともに筋肉が衰え、たるみとなって外観に現れます。
・ハリや弾力の低下
肌の弾力は「コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸」から構成されています。年齢とともに減少し、ハリや弾力の低下によりほうれい線が目立ちます。
・乾燥
ほうれい線に限らず、全ての肌トラブルの原因として肌の乾燥があげられます。特に大きな要因が「紫外線」「加齢」です。
肌の保湿力や抵抗力が低下し、肌のハリが失われます。その結果、ほうれい線が目立ちやすくなってしまいます。
ほうれい線には様々な原因がありますが、大きく分けてこの3つとなります。
ほうれい線対策
他の肌トラブルにも言えますが、ほうれい線対策としては肌を乾燥させずにハリ・弾力を保つことが重要です。
スキンケアの時にはたっぷりと保湿を行い、湿度の低い場所では加湿器を使いましょう。また、紫外線対策をきちんと行えば、紫外線によってコラーゲンやエラスチンが破壊されることはありません。
また、ほうれい線のもっとも大きな原因が「表情筋の低下」です。これには、顔のエクササイズが有効です。
顔のエクササイズ
表情筋を鍛えたことがある方は、どれくらいいるでしょうか?表情筋を意識して鍛えたことがある方は少ないと思います。
ほうれい線を目立たなくするためには、口周りの筋肉を鍛え、血行を促進することが重要です。そのためにオススメのエクササイズが「ベロ回し体操」です。
ベロ回し体操のやり方は、口を閉じてベロを歯の表面に沿ってグルグルするだけ。これを左回りに20回、右回りに20回を1セットとして、1日に3セット行いましょう。
さらに舌であごの歯茎を20秒間力いっぱい押す「ベロ押し体操」をするとさらに効果的です。1日合計3分を目標にしてください。
表情筋を鍛えることでほうれい線を消すだけでなく、二重あごも解消され、シミやしわを消す効果もあります。ぜひ試してみてください。