寝ても疲れが取れないのは交感神経が優位だから
「ちゃんと眠っているのに疲れが取れない」という方は多いです。
満員電車での通勤・仕事のストレス・育児のストレスなど、気の休まる時間が少ない方が多いです。毎日をピリピリした状態で過ごしてしまいます。
寝ても疲れが取れないのは、カラダの疲れだけでなくココロの疲れが原因です。ピリピリ状態で過ごし、自律神経のバランスが崩れてしまっています。
心身をアクティブにさせる「交感神経」と、細胞・臓器をリラックスさせて心身をゆるめる「副交感神経」がありますが、「交感神経が圧倒的に優位」という人が疲れやすいです。今回は、副交感神経を高めて、寝ても疲れが取れない悩みを解決する9つの方法を紹介します。
寝る際の注意点5つ
寝ても疲れが取れないのは、寝てる時にリラックスできていないためです。下記5つの方法を実践しましょう。
・自分に合った枕を使う
睡眠不足の原因は、枕が原因になっている場合が多いです。明日に疲れを残さないように、自分に合った枕を使いましょう。
私がオススメする枕は、テンピュール「オリジナルネックピロー」です。低反発枕の中でも評価が高く、体にぴったりフィットします。
・部屋の温度は18.5℃にする
部屋の温度は高すぎても寒すぎても駄目です。部屋の温度は18.5℃がベストという研究結果が出ています。
睡眠の間は体温が下がるため、少し涼しい部屋がちょうどいいです。この温度調節によって、睡眠の質に影響することが分かっています。
・足は出して寝る
寒いので靴下を履く人が多いですが、足は出して寝る方がいいです。
寝る前に暖かいお風呂に入り、体温が低下していくことで深い眠りに入ることができます。靴下は体温を高めるため、眠りにつきにくくなります。足は出して寝ましょう。
・10年ごとに質のよいマットレスに買い替える
マットレスは睡眠の質に大きく影響します。新しいマットレスは睡眠の快適さを71%アップさせ、62%の睡眠の質をアップさせるという研究結果が出ています。
自分に合った良いマットレスを選び、高い買い物なので10年使うつもりで購入しましょう。私がオススメするマットレスは、OSLEEP「高反発マットレス」です。10cmの厚さで肩こりが楽になりました。この価格でここまでしっかりした作りは驚きです。
・アルコールは眠りの妨げになる
アルコールを飲むと、眠りに落ちるのは早いです。しかし、眠った後の睡眠を妨げ、浅い眠りになってしまいます。アルコールは控えめにしましょう。
生活する上で注意すべきこと4つ
次に、生活をする中で取り入れていただきたい方法を4つ紹介します。
・ストレッチをする
寝る前にストレッチをすることで、副交感神経を刺激してリラックスすることができます。
私が実践しているストレッチは、下記の本を参考にしています。
・乳酸を流す
疲れが溜まっている=乳酸が溜まっている状態です。乳酸は、適度な睡眠や運動習慣などで溜まりにくくなります。入浴やマッサージも有効ですし、リンパマッサージは特にオススメです。
↓リンパマッサージに関する記事はコチラ
リンパマッサージの効果|肩こり・首こり・倦怠感・眼精疲労に
・ビタミンC、ビタミンB群を摂る
疲労回復に効果的な栄養素は、「ビタミンC」「ビタミンB群」です。ビタミンCはストレスへの抵抗力をつけ、ビタミンB群は疲労回復効果があります。
食事でなかなか栄養が摂れないという方は、サプリメントで摂りましょう。
・しゃべる
専業主婦の方に多いのが「しゃべる時間が少ない」ことです。女性は1日に2万語をしゃべらないとストレスが溜まると言われています。
声を出すこと自体がストレス発散になるので、どんどんしゃべりましょう。
寝ても疲れが取れない原因はリラックス
寝ても疲れが取れない場合、共通しているのはリラックスができていないことです。
大きく深呼吸をする、ゆっくりとお風呂に入る、ゆっくりと行動するといったことを意識すると、副交感神経が刺激されます。
これらのことを意識して習慣に取り入れることで、翌日に疲れを残さない体になれます。一つ一つチャレンジしましょう。