鼻の下はニキビができやすい
「鼻の下にニキビができやすい。」と悩んでいる方へ。
ニキビは顔だけでなく体のいたるところに出来ますが、鼻の下にできやすいという方が多いです。鼻の下にニキビができると目立ってしまうので、一刻も早く治したいと思っているでしょう。
そこで、ニキビをつぶしてしまったり、何回も洗顔をする人がいます。しかし、このような方法では、ニキビは逆に悪化してしまうので注意が必要です。
今回は、ニキビに対する正しい知識と、早く治す方法をご紹介します。
鼻の下のニキビができる原因
鼻の下のニキビができる原因は、下記が挙げられます。
・睡眠不足
・偏った食生活
・ビタミン不足
・不規則な生活
・内臓の不調
つまり、免疫低下が原因となり、鼻の下にニキビができます。確かに、疲れている時や寝不足の時にできやすいですね。
ニキビは男性ホルモンが角栓を発生させて毛穴を詰まらせますが、生活習慣が悪くなると男性ホルモンが過剰に分泌されます。つまり、ホルモンバランスを調整して女性ホルモンを優位な状態に導くことができれば、ニキビを根本から治療できるのです。
特に鼻の下は、男性ホルモンの影響を受けやすい部分です。鼻の下にニキビができた場合は、ほぼ間違いなく男性ホルモンの異常分泌だと思ってください。
鼻の下のニキビを治す方法
鼻の下のニキビを治すには、生活習慣を改善し女性ホルモン優位の状態に導くことが重要です。それでは、どうすれば女性ホルモンが優位になるのでしょうか?
まず、女性ホルモンを優位にするには、心理的なストレスを減らすことが重要です。シャワーを浴びるのではなく、38~40度のぬるま湯で半身良くを行うなど、心身をリラックスさせることはとても効果的です。
生活リズムが崩れると、男性ホルモンが過剰に分泌されます。睡眠不足や偏った食生活を改善できれば、女性ホルモンが活発になるのです。
また、鼻の下のニキビができてしまった場合、絶対につぶさないでください。つぶせば治ると思っている方は多いですが、刺激によりむしろ悪化します。ただでさえ鼻の下のニキビは目立つので、悪化させないことが重要です。
つぶしてしまうことで、ニキビ跡が残ってしまう可能性もあります。ニキビ跡が一生残るのは嫌ですが、それがよく目立つ鼻の下となると、絶対に避けたいですね。
ニキビができた時の化粧品の使い方
ニキビができてしまった場合、洗顔をゴシゴシと洗ってしまう場合があります。しかし、ニキビは刺激をすることで、悪化してしまう可能性が高いです。
ニキビにも肌にも負担を掛けないように、洗顔料をよく泡だてましょう。あなたが使っている洗顔料が泡立たない場合、洗顔ネットを使ってください。
洗顔を行えば行うほど、皮脂を奪い過ぎます。この場合、奪われた脂を補おうとした皮膚が過剰に皮脂を分泌することになります。
こうなると、できているにきびを悪化させるだけでなく、新たなニキビが発生してしまいます。なので、洗顔は1日に何回もする必要はありません。
また、スキンケアは保湿を重視してください。男性ホルモンを過剰分泌させないためには、乾燥をさせないことが大事だからです。
ニキビケアには、さっぱりとした化粧水よりも、保湿重視のスキンケアが重要です。「乳液はベタベタするから、ニキビが出来ている時はつけない」という方は、逆にニキビが出来ているときは必ず乳液をつけてください。皮膚が乾燥してしまうと、余計に皮脂が分泌されるためです。
ニキビに対する正しい知識を身につけよう
ニキビは正しい知識を持って治療しないと、かえって悪化させてしまいます。ニキビに対する正しい知識を身につけることが重要です。
また、ニキビだけでなく、肌の調子を良くするには生活習慣の改善が欠かせません。ニキビ用の化粧品を使っても、それだけではあまり効果が見込めません。
化粧品はあくまでも補助的な役割でしかないため、肌を根本から治したいのであれば、今の生活習慣を見直しましょう。