美顔水は危険?安全性と効果を徹底検証!
「美顔水でニキビ対策をしたい!」
「美顔水が危険って本当?」
明色化粧品の「美顔水」は、明治時代から130年もの間、人気のある化粧水です。多くのニキビに悩む人々からは、「ニキビの改善に役立つ」「ニキビの発生を抑える効果がある」と高い評価を得ています。
しかし、中には使って後悔した、危険じゃないのか、といった意見もあります。この記事では、美顔水の効果や危険といわれる理由について、詳しく解説します。
美顔水の効果と使用感
美顔水は、薬用化粧水であり、ニキビに効果のある成分が含まれています。しかし、美顔水には以下のようなデメリットが存在します。
・アルコールの配合
美顔水にはアルコールが含まれており、肌に合わない場合はヒリヒリ感が生じることがあります。
・強い殺菌成分
ニキビを殺菌する有効成分が強力であるため、既にできているニキビに使用するとしみることがあります。
・保湿成分の不足
美顔水には保湿成分が少ないため、肌が乾燥する可能性があります。
・特有のにおい
美顔水のにおいは独特で、不快に感じるかもしれません。
エタノール(アルコール)に敏感な肌の場合は、ヒリヒリ感や赤みが出ることがあるため、使用を控えることが望ましいです。ただし、エタノールに対して適応のある肌の場合は、以下のような声が非常に多くあります。
・ピリピリ感はあるが、ニキビには効果的である。
・しみる感じはあるが、ニキビの発生が抑制される。
使い方の注意点
美顔水は、コットンに染み込ませて「ふき取り化粧水」として使用されます。しかし、明色化粧品の公式サイトでは次のような注意点があります。
※顔などにパックとして貼り付ける使い方は避けてください。コットンでのパックは推奨されていません。
成分を確認すると、美顔水は「肌を消毒する」という印象が強く、保湿成分の配合量は少ないようです。
そのため、美顔水だけを使用してスキンケアを完結するのではなく、ふき取り後に保湿効果の高い他の化粧水、乳液、クリームなどを使用してスキンケアを行うことが望ましいです。
ニキビへの効果についての口コミ
「美顔水がニキビに効果的だった」という方の口コミをご紹介します。
・最初はにおいが臭いですが、慣れてくると気にならなくなる。
・使用時に痛みを感じることもありますが、痛くない時はニキビが減少したときであり、それは心の支えになる。
・肌の凹凸や赤みが気にならなくなった。
「臭いがあるけれど」「痛みがあるけれど」「肌には良い」という声が非常に多くありました。やはり、「臭い」と「痛み」という要素が最も大きなデメリットと言えるでしょう。
美顔水の成分
美顔水は危険な成分を含んでいません。以下は美顔水の全成分ですが、非常にシンプルな構成になっています。
【医薬部外品としての有効成分】
・サリチル酸
・ホモスルファミン
【その他の成分】
・ゲラニオール変性アルコール
・PG
・香料
医薬部外品としての有効成分には、サリチル酸とホモスルファミンの2つが含まれています。サリチル酸は殺菌作用を持ち、強力な抗菌効果をもたらします。しかし、目に入るとしみる可能性があるため、敏感肌の方は注意が必要です。
その他の成分には、以下のものが含まれています。
・ゲラニオール変性アルコール
アルコールを飲用に適さなくするために添加される成分です。肌を引き締める効果や清涼感を与える成分ですが、アルコールやエタノールに敏感な方は使用を避けるべきです。
・PG
刺激性の少ない水溶性保湿成分です。
美顔水が危険といわれる理由3選
次に、美顔水が危険といわれる理由をご紹介します。
美顔水が危険といわれる理由①「摩擦による肌へのダメージが大きい」
美顔水が危険とされる理由の1つは、摩擦による肌へのダメージが大きいためです。
美顔水は、コットンを使って拭き取り化粧水として使用しますが、強くこすってしまうとニキビが悪化する可能性があります。
優しく扱うことは理解していても、実際にスキンケアを行うと気持ちよくなり、つい何度もゴシゴシとこすりがちです。特に赤く炎症したニキビに刺激を与えることは最悪です。
もしコットンが心配な場合は、手を使用しても構いませんが、その場合、美顔水本来のピーリング効果は減少するため、その点に留意しましょう。
美顔水が危険といわれる理由②「刺激の強い成分を含んでいる」
美顔水が危険とされる理由の2つ目は、刺激の強い成分を含んでいることです。
美顔水の成分構成はシンプルですが、「サリチル酸」という比較的刺激の強い成分を使用しています。
このサリチル酸は、毛穴をふさぐ古い角質をやわらかくして除去する効果がありますが、皮膚表面を剥がす作用があるため、ヒリヒリした感覚をもたらすことがあります。
サリチル酸は美容皮膚科でも使用されるほど、ニキビ予防に適した成分ですが、合う人と合わない人が明確に分かれます。もし肌が敏感であると自覚している場合は、刺激が強く危険な可能性があるため、あまりおすすめしません。
美顔水が危険といわれる理由③「角質が薄くなる」
美顔水が危険とされる理由の3つ目は、角質が薄くなり、ニキビが発生しやすくなる可能性があるためです。
サリチル酸にはピーリング効果がありますが、過度に使用すると肌が徐々に薄くなる危険性があります。肌表面の角質層が薄くなると、肌の潤いが失われやすくなり、バリア機能が低下します。その結果、外部の刺激に対して敏感になり、ニキビが発生しやすくなってしまいます。
知らないうちにニキビを悪化させる原因となる可能性もあるため、美顔水は毎日使用するのではなく、適度な間隔を空けてケアすることが重要です。
毎日の使用は危険!オススメしない!
この記事では、美顔水の効果や危険といわれる理由について、詳しく解説しました。
美顔水はニキビケア製品の中でも非常に効果が高いアイテムですが、その刺激が強いため、毎日の使用は強くおすすめできません。
美顔水はニキビが発生しそうな時に使用したり、ニキビが炎症を起こしている場合でも、アクネ菌を殺菌してくれるため、肌の状況に合わせて使用するようにしましょう。
ぜひ、参考にしてみてください。